
都内などでは電動キックボードに乗っている人を良く見かけるようになりましたよね。
規制の緩和の可能性も高まり、今後ますますその利用率は上昇していくことが予想されます。
しかし、実際に電動キックボードを購入するとなると、安くても5~6万円、グレードの高いものとなると10万円~20万円程度必要となってしまいます。
そこでおすすめなのが、「電動キックボードをレンタルする」という選択肢です。
この記事では、そんな「電動キックボードはどこでレンタルできるのか?」という疑問や「詳しいレンタル方法」について解説していきたいと思います。
電動キックボードとは?
電動キックボードは、これまで使われていたキックボードに電動機能が追加されたモビリティです。
地面を蹴って初速をつけてから両足をボードに乗せアクセルを押し加速させていきます。
2022年3月現在では、公道を走る為に「道路運送車両法」の保安基準を満たしているモデルでなければなりません。
ライトやウインカー、前後のブレーキ、ブレーキライト、ナンバープレート、などが必要となります。
他にも、ヘルメットの着用義務や自賠責保険の契約、運転免許などが必要なため、まだまだ気軽に公道を走ることができないというのが現状です。
ただし、東京都内の一部エリアでは電動キックボードの実証実験(株式会社LUUP協力)が行われており、「ヘルメットの着用が任意」「自転車道が通行可能」「小型特殊自動車と同じ扱い」というような内容となっています。(令和3年4月23日~令和4年7月まで)
原付バイクよりもコンパクトで折りたためるタイプのものがあるなど、気軽に乗りこなすことができるというメリットがあり、通勤や通学、街中のちょっとした移動などに最適な乗り物なのです。
電動キックボードはどこでレンタルすればいい?
まだまだ行動を走るには様々な制約がある電動キックボードですが、それでも「試しに乗ってみたい」という人は多いはずです。
しかし、実際にどこでレンタルできるかはまだまだ認知されていないので、ここからは実際に電動キックボードをレンタルできるサービスを紹介しましょう。
LUUP

現在行われている実証実験に協力している株式会社LUUPが運営しているサービスでは、数多くのポート(LUUP専用駐車場)で電動キックボードをレンタルすることが可能です。
東京都内(渋谷区や新宿区、千代田区、中央区など)や大阪市街などでは、数百ヶ所の専用ポートが設置されていて、気軽に電動キックボードがレンタル可能となっています。
また、横浜のみなとみらいでも20~30ヶ所、京都周辺でも30か所程度のポートが設置されています。
レンタル方法としては、4つのステップを踏めば開始ポートから電動キックボードを利用することが可能となります。
・STEP1、LUUPのアプリを開いて乗り出したいポートを選択する
・STEP2、電動キックボードを選ぶ
・STEP3、ポートに着いたらアプリを立ち上げて車体についているQRコードをスキャン
・STEP4、目的地を設定して乗り出す
料金に関しては、基本料金が「50円」で、1分あたり「15円(税込)」が加算されていく仕組みになります。
このポートは今後さらに拡大していくことが予想できるので、非常に借りやすく返却しやすい環境が整っていくはずです。
公式サイト:https://luup.sc/
SUMRIDE

SUMRIDEの電動キックボードサービスは、大阪市と千葉市をメインに行っています。
利用方法としては、基本的には前述したLUUPと同じような流れとなります。(LINEを利用するので専用アプリはダウンロード不要)
料金に関しては、千葉エリアであれば初乗り10分140円(税込)となっていて、10分ごとに140円ごと加算されていきます。
大阪エリアに関しては、初乗り10分100円(税込)で、1分ごとに15円が加算されていきます。
公式サイト:https://sumride.com/
ema

株式会社EXxが運営している「ema」は、東京都内や千葉県柏市、神奈川県藤沢市、兵庫県豊岡市などでサービスを展開しています。
今後も全国各地に展開していく可能性が高いサービスだと言えます。
SUMRIDEと同じようにLINEで利用することができるので、専用アプリをダウンロードする必要がありません。
料金等は公式HPには記載がなく、各地域に寄り異なっていると考えられます。
公式サイト:https://ema.run/
まとめ
今回は、「電動キックボードはどこでレンタルできるのか?」という疑問や「詳しいレンタル方法」について解説してきました。
電動キックボードは、原付よりも手軽に走行できるので、通勤や通学、買い物などに最適な乗り物であると言えます。
・LUUP
・SUMRIDE
・ema
これらのサービスは、各主要都市で活発に運営されています。
レンタルサービス(シェアサービス)はまだまだ全国的に普及しているとは言えませんが、地域によってはすでに実証実験が進み、数多くのポートが設置されていたりします。
規制の緩和が実際にされれば、さらにモビリティ化が進んでいくことでしょう。
気になった人は、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?