7月の法改正で免許がいらない区分ができるなど、より身近になった電動キックボードのルールを正しく理解してもらおうと佐賀市で体験乗車会が行われました。

【長島百花記者】「実際に乗ってみると車やバイクより非常に静かです」
モーターとバッテリーを搭載した電動キックボード。19日と20日の2日間、佐賀市が市内の中心市街地で体験乗車会を開きました。これまでは、いわゆる原付バイクと同じ扱いでしたが、7月の法改正により、最高速度などに応じて免許不要でヘルメットも努力義務といった新しい区分ができ、より身近な乗り物になっています。
一方、便利であると同時に、歩行者や車との事故の危険性も高く、市は参加者に必要な交通ルールを正しく理解してもらい、市内を周遊する新たな手段としての導入を検討したい考えです。
【試乗した人】
「すごく楽しかった自転車に乗るよりすごく楽で」
「すごく便利そうで楽しかった」
「意外に簡単にできたが年取ったら怖いなと少し思った」
【佐賀市 企画政策課・友田ひとみ係長】
「関係課などとも連携しながら皆さんに正しく乗ってもらう機会を今後も続けていきたい」

佐賀市は、乗車の感想など参加者の声を集め今後、市内での活用に向けた実証実験に生かしていくとしています。