新たな移動手段として、街中で電動キックボードの姿を見る機会が増えてきた現在。年々認知度も高くなり、欧米では既に自転車のように当たり前の存在となっています。
しかし、まだまだ現状の日本では世間に浸透しているとは言えません。そのため、電動キックボードが欲しいと思っても、何を基準に選んだらいいのか分からないということもあるでしょう。
そこで今回は、電動キックボードのポピュラーなモデルながら性能面でも文句なしの「eXs1」「eXs2」「E-KON」について、それぞれの違いを交えて紹介します。
今後、日本でも当たり前の交通手段となりえる電動キックボード。いち早く特徴をおさえて、時代を先取りしましょう。
新時代のスタンダード!折りたたんでコンパクトに持ち運べる「eXs1」
「eXs」は、車やバイクなどの販売をメインに行なっている株式会社カスタムジャパンが立ち上げた電動キックボードのブランド。eXsシリーズが目指すのは移動の快適さ、駐輪場不足の問題を解決する次世代の乗り物です。
スタンダードな「eXs1」は、コンセプト通り軽量でとても扱いやすく街乗りに最適なモデル。重さは13.5kgで、折りたたむことができるので女性も楽に持ち運ぶことが可能です。

名称 | eXs1 |
価格 | 39,900円 |
サイズ | 長さ1080mm×幅430mm×高さ1310mm |
重量/耐荷重 | 13.5kg/120kg |
走行可能距離 | 18~25km |
充電所要時間 | 3~5時間 |
特徴 | リヤサスペンションで衝撃を吸収ディスクブレーキ装備で制動力に優れるヘッドランプ、テールランプなど保安部品を完備 |
楽に持ち運びができる点に加え、シンプルながらストリート映えするオシャレなデザインも特徴的。車に収納して出掛けた先で走りを楽しんだり、通勤時に駅までの移動手段にしたりと、1台あればさまざまなシーンに活用ができます。
オフロードも坂道も走れる!「eXs2」
都市部など、街乗りに適した「eXs1」に対して、オフロード走行も可能なパワフルなモデルが「eXs2」。10インチの大径タイヤと前後サスペンションがタフな走行を可能にします。
3段階のパワー切り替えが出来るモーターは500wの大容量。重量は23.5kgと、気軽に持ち運べる重さではないものの、重さゆえに安定したハンドリングを保ちます。

名称 | eXs2 |
価格 | 69,900円 |
サイズ | 長さ1200mm×幅600mm×高さ1390mm |
重量/耐荷重 | 23.5kg/120kg |
走行可能距離 | 35~40km |
充電所要時間 | 5~7時間 |
特徴 | ハンドル部分を折りたたみできるので収納性が高い保安部品を完備しているので公道走行が可能前後ディスクブレーキを装備、制動力に優れる |
3段階のパワー切り替えにより、オフロードのタフな走行はもちろん、坂道でも問題なく登ることができます。趣味と実用性を兼ね備えた電動キックボードを探している人は「eXs2」が最適となるでしょう。
高性能でコスパに優れる!「E-KON」
「E-KON」はクラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)で目標金額を大幅に達成したことにより、商品化した電動キックボードです。注目したい点として、同価格帯に比べ高性能かつ、デザイン性も高いコスパの優れた商品であること。
公道を走れる保安部品を完備した上で、ブレーキやサスペンションにこだわったモデルの電動キックボードは10万円程が平均的です。ですが、そんな値段に対し、「E-KON」は半額近い59,800円と驚きの価格で購入できます。

名称 | E-KON(スタンダード) |
価格 | 59,800円 |
サイズ | 長さ900mm×幅150mm×高さ890mm |
重量/耐荷重 | 7.5kg/120kg |
走行可能距離 | 10~15km |
充電所要時間 | 2~3時間 |
特徴 | 日本国内で整備・点検を行うのでアフターサポートが充実4つのグレードから好みの性能や価格帯から選べる上位グレード(Grande)は両輪ディスクブレーキ・サスペンションを装備 |
電動キックボードの普及が進んでいるとは言えない現状の日本ですが、「E-KON」は発売後わずか1ヶ月で完売してしまうほどの人気ぶり。評判の良さは公式サイトやECショップの口コミでも伺えます。
定番のスペック以上の性能を求める人でも満足がいく上位グレードも用意され、どれもが価格以上の性能を兼ね備えていると言えるでしょう。
電動キックボードは維持費が安く、ちょっとしたお出かけに最適!
今回は、新時代の移動手段となる電動キックボード「eXs1」「eXs2」「E-KON」について紹介しました。どれも次世代の電動キックボードに相応しく外見、性能ともに文句なしのモデルです。
今回紹介したモデルは、保安部品が装着してあるのでナンバーの登録や各種届出を済ませれば公道を走行することができます。公道を走行できる乗り物の中でも、所有することで掛かる維持費がとても安いのも電動キックボードの魅力です。
バッテリー充電方式なので、ガソリン代はもちろんかからず、駐輪場なども特に必要ありません。ナンバーやヘルメットなど、最初に必要な費用を済ませれば、年間に掛かる維持費は保険の費用や電気代くらいです。
ちょっとした買い物のついでに走行を楽しんだり、通勤の新たな移動手段として使ったりと使い道は無限に広がります。どのモデルを選べばいいのか分からないとお悩みの人は、今回紹介したモデルから検討してみてはいかがでしょうか。