三重県警の警察官が電動キックボードの特性や正しい乗り方などを学ぶ体験研修会が開かれました。

 18日に開かれた研修会には、この春に採用された三重県警の警察官26人が参加しました。

 参加者は電動キックボードについて、小回りがきかず、衝撃が体に直接伝わるなどの運転上の特性や、交通ルールに従った正しい乗り方を実際にコースを走って確認しました。

参加した警察官は、「電動キックボードに乗るのは初めてだったが、移動が簡単に出来るメリットと、小回りがきかないデメリットがあることを知った」「警察官として取り締まる側として、電動キックボードに対しても勉強していきたいと思った」などと話しました。

法律の改正により、去年7月から一定の基準を満たした電動キックボードは「特定小型原動機付自転車」として扱われ、16歳以上が運転でき、免許は必要ありません。

警察は、交通ルールを守ったうえでの運転を利用者に呼びかけています。