電動キックの事故が急増する中、ヘルメットの着用が問題となっています。
かぶってませんね。かぶってません。ヘルメットかぶって電動キック乗ってる人なんてヒキタ博士だけだ。マジで。
シェア電動キック大手LUUP社は現在、電動キックのマナー向上に躍起になっていますが、ヘルメットについては及び腰。その理由はいくつかありますが「装着しましょう」「かぶらないと危険です」と連呼するだけでは始まりません。じつは国内外でヘルメットは本当に難しいのです。シドニーやメルボルン、はたまたコペンハーゲンの例を紹介しますが、海外だって「ヘルメットかぶってるぜ」と威張って言えるところはありません。それどころか電動キックに関しては「電動キック自体アブナイから禁止な」というところが少しずつ増えているくらいです。
ヒキタ博士の高校生の長男は、自転車乗車中に事故に遭い、ヘルメットのおかげで命が助かったという経験があります。ヒキタ博士もまた「ヘルメットは大切だ」という一方「でも、なかなかハードルは高いな」とも思っています。
しかしながら、一方、自転車に目を移すと、ヘルメット着用率は上がりました。平均着用率はまだ17%(全国平均)とはいうものの、ママチャリ含めて、ヘルメット着用の自転車乗りを見ることは多くなりました。電動キックも少なくとも自転車平均と並ぶくらいにならないと「努力してる」とは言えないでしょう。なにしろ自転車事故で、頭部損傷で亡くなる率は6割に及ぶのですから。そして、電動キックはアタマの位置が高い分、ホイールが小さい分、安定性が低く、転倒してアタマをぶつける率は自転車よりも高いのです。
【長男の事故(ヘルメットで助かった!)についてはこちらをどうぞ】
【危険電動キックの未来についてはこちらをどうぞ(動画中に出てくる「キャズムの溝」も解説してます)】
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